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【スックワンキントーン】カイトがポンちゃんをヒジで切り裂き2連勝

ノーナクシン東京

『スックワンキントーン』

2021年7月29日(木)東京・新宿FACE

【フォト】カイトとポンちゃんが至近距離でヒジを出し合う!

▼第8試合メインイベント 56kg契約 3分3R

○カイト・ウォーワンチャイ(キングムエ)

TKO 2R2分14秒 ※右縦ヒジ→ドクターストップ

ポンちゃんシリラックムエタイジム(タイ)

 カイトはムエタイの本場・タイのリングで活躍を続ける一流ファイター。19年9月には当時ルンピニースタジアム認定スーパーフライ級王者のルンナライ・ギャットムー9を3R KOで下し激震を走らせた。今年4月のBOMで、共にムエタイ修行をした後輩でもある大﨑孔稀の多彩な攻撃に翻弄され判定負け。再起戦となった前回6月には、前WPMF世界スーパーフライ級王者・片島聡志との技術戦を制し再起を飾った。

 対するポンちゃんはタイ北部で王者となり、ルンピニースタジアムではトップランカーとして活躍し、戦績は150戦を超える。今年4月にはBOMのリングで朝陽・PKセンチャイジムと対戦。強打で鳴らすムエマッド・朝陽に対しパンチで応戦。5Rを戦い抜き判定負けを喫したものの、ヒジで朝陽からカットを奪う大健闘を見せた。

 1R、開始早々カイトが左右のローを細かく刻む。サウスポーのポンちゃんはノーモーションの左ストレートを軽く当てると、カイトは大きく踏み込んで左フックをヒットさせる。ポンちゃんが左ストレートを伸ばせば、カイトは右ミドルで応戦。カイトがジリジリと圧力を強めはじめる。

 2R、圧力を強めるカイトが左前蹴りから右テンカオ、右ヒジで接近し、至近距離で左ヒジを横に振るう。カイトが左ジャブから右ミドルで前進するとポンちゃんは左の蹴りをミドル、ローと上下に散らす。圧力をさらに強めるカイトは、赤コーナーに詰めヒジの連打。ニュートラルコーナーに逃げるポンちゃんにさらに右縦ヒジをヒットさせると、ポンちゃんが左眉上をカット。流血が大きいとみたドクターが試合をストップ。カイトがヒジでTKO勝利を収めた。