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【ホーストカップ】福田海斗が参戦、本場タイ仕込みのテクニックで“壊れた戦車”KING剛と対決

MA日本バンタム級王者KING剛(ロイヤルキングス)とTRUE 4Uバンタム級王者・福田海斗(キング・ムエ)が53kg契約EXルール3分3R延長1Rで対戦。

 KING剛は、ロイヤルキングス代表が“壊れた戦車”と名付けるほどのタフな選手で、現RISEスーパーフライ級王者・大崎一貴と延長に及ぶ接戦を演じ、国内タイトルホルダーの國本真義にも勝利するなどの実績を持つ選手。2020年10月の大阪大会でHOOST CUP日本スーパーフライ級王者・滉大に敗れてからの再起戦となる。

 対する福田はタイで活躍を続ける日本人選手。中学1年生でタイにてプロデビューし、タイで試合を重ねてルンピニーとラジャダムナンのランキングに何度も名を連ねる。2015年3月、WPMF世界フライ級王座獲得。同年11月には藤原敏男以来となる、日本人2人目のルンピニー&ラジャダムナン2大殿堂同時ランクインを果たし、12月にはタイ国プロムエタイ協会フライ級王座も獲得。同年の最優秀外国人選手に選ばれた。

 2018年9月にTrue4Uスーパーフライ級王座を獲得、2019年10月には日本の『Suk Wanchai MuayThai Super Fight vol.6』でルンピニースタジアム認定スーパーフライ級王者ルンナライをKO撃破し、True4Uバンタム級王座を奪取するなど、本場タイのムエタイで最も活躍する日本人選手として知られる。新型コロナウイルスの影響でタイでの活動がままならず、2020年10月4日の『BOM』ではユットを圧倒KO、10月29日の『NO KICK NO LIFE』では馬渡亮太に大差の判定勝ちと国内で連戦した。

 この試合はヒジ、ヒザ攻撃が認められるEXルールで行われる。

 福田は師匠である佐藤孝也キング・ムエ会長と、現在書店に並ぶ『ゴング格闘技』3月号(NO.312)に登場。ムエタイとキックボクシングの違い、現在タイで強い選手たち、そして今後の活動について触れ、「夏くらいまでは国内でやっていくつもりではいます」と、コロナの感染状況にもよるが夏以降は再びタイへ渡る予定。日本で福田海斗の試合が見られるのは“今だけ”かもしれない。