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【NO KICK NO LIFE】新ルールを発表、最後のカードは福田海斗vs馬渡亮太

(2020/10/12 ゴング格闘技記事より抜粋)

今大会で採用される新ルールが発表された。全6試合のうち5試合で採用される新ルールは、ワンキャッチワンアタックで1回のつかみ(首相撲や蹴り足のキャッチなど)で攻撃が1回のみ認められるというもの。

小野寺プロデューサーは「目指すべきは絶え間なく攻撃する展開。キャッチしたらすぐ攻撃、離してすぐ攻撃と回転の速い試合を目指したい。簡単に言うとRISEルールにヒジ打ちを足したルールで、ヒジありのワンキャッチワンアタックは初なのでは」と説明した。

 これが『NO KICK NO LIFE』の公式ルールとなっていく予定で「基本的にはこのルールでやっていく。改善しないといけない部分は変わっていく可能性もあるが、これで展開の速い動きを目指したい」とした。

特別ルールでつかんでの攻撃が無制限で認められる試合が1試合だけ組まれる。そのルールで戦うのは元チェンマイスタジアム認定バンタム級王者&前ジャパンキック バンタム級王者の馬渡亮太(治政館)と、タイで活躍する福田海斗(キングムエ)。この試合が最後のカードとして発表された。

 福田はzoomで会見に出席し、「タイミングよくお話をいただいて特別ルールを認めてくれるということで、しっかりムエタイを見せられればと思います。馬渡選手もタイの経験がある選手で首相撲が得意なので、僕と首相撲が見せられる試合が出来たらと思います」と意気込みを語った。

小野寺プロデューサーは「この2人なら首相撲ありでも面白い攻防ができると思った」と特別ルールにした理由を話し、福田も「ムエタイの良さ、楽しさを伝えられるような試合が出来ればと思います」と、首相撲の攻防でも魅せる試合をしたいとする。

 また、福田は「タイの一流選手とNO KICK NO LIFEの舞台で戦ってみたいなと思います。格闘技が盛り上がればいいなと思っています」と、いずれムエタイの一流選手との試合を日本でやりたいと話した。

今後に関して小野寺プロデューサーは「まずは今回を成功させること。次回は来年前半、春頃に計画はしています。まずは今大会を盛り上げるのが先決です。状況次第で有観客も考えていますが、配信で見る文化が日本にはなかったのでそれを構築していきたい。家が遠い、会場に来れない、コロナが怖くても安心して見られるような。配信ならではの楽しみ方も作っていきたい。お客さんを入れるのと並行してやっていきたいです」と、配信をメインとしたイベントを創っていきたいとした。