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【RWS】ラジャダムナンワールドシリーズ カイト=福田海斗がペットーとの再戦でヒジ打ちKO!

2022/08/19 ゴング格闘技記事より抜粋

https://gonkaku.jp/articles/11316

▼第6試合 123ポンド契約 3分3R 
×ペットー・ファイタームエタイ(タイ/「True4U」スーパーバンタム級3位) 
[2R 2分26秒 KO] ※右ヒジ打ち
〇カイト・ウォーワンチャイ(福田海斗/キング・ムエ/「True4U」スーパーバンタム級4位/IMSA世界スーパーバンタム級王者/元タイ国プロムエタイ協会フライ級王者)

 カイト・ウォーワンチャイこと福田海斗は、ムエタイの本場タイで活躍する日本人選手。対戦相手のペットーとは7月7日のラジャダムナンスタジアム興行のメインイベントで対戦。一進一退の好試合でドローとなり、ラジャダムナンスタジアムの7月度月間最高試合にも選出された。

 7月の対戦直後から再戦を求めるムエタイファンの声が大きく、今回のRWSではキムルエイ(第2試合)、ギンサーンレック(第3試合)、ナーラック(第4試合)、ランカーオ(第5試合)といった一流選手より後の試合順に組まれ、実質的にペットーvs.カイト戦が一番のムエタイファン注目の試合となるであろう。福田としてもしっかりと決着をつけたいところだ。

 1R、“ジャパニーズ・ムエタイ・スーパースター”と紹介された福田は1R開始から前に出て攻める。右のパンチとヒジを繰り出すカイトにペット―は右ボディストレートと左縦ヒジで応戦。カイトは得意のテンカオを突き刺し、右ローを蹴る。

 序盤から激しい展開となり、カイトは右テンカオ、右ヒジでどんどん前へ出ていく。カイトの右ヒジで大きく傾くペット―。左ミドルを蹴るもカイトはキャッチしてヒザを入れる。ジャブと右の連打でカイトがグラつかせて初回を終えた。オープンスコアは10-9でジャッジ三者ともカイト。

2Rも序盤から激しい。ヒジを叩きつけるカイトにペット―はテンカオで応戦。組んでも負けないカイトだが、ペット―は右ボディとヒザでボディを攻め、右ヒジを繰り出す。カイトも負けじと右ヒジを強打してペット―が大きくグラつきロープ際へ。攻撃の手を休めないカイトが左ヒザ蹴りから右ヒジを右目付近へ叩きつけると、ペット―はダウン。

(写真)ペット―との激闘をKOで制したカイトこと福田海斗

 ペット―は全く立ち上がれず、担架に乗せられて退場。カイトが鮮やかなKOで勝ち名乗りを受けた。