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スックペッティンディー 3.9 ラジャダムナン:福田海斗、フェザー級に上げTure4U同級3位のベテラン・ペットニランと対戦

【MuayThai Super Fightからのプレスリリース】2023-02-27

タイを主戦場に活躍を続ける福田海斗(キング・ムエ)が3月9日(木)のラジャダムナンスタジアム興行「スックペッティンディー」セミファイナルに登場、ベテランのペットニランと対戦することが決まった。

福田海斗は昨年8戦3勝4敗1分と負け越してはいるが、そのほとんどがタイトップファイターとの試合、そんな中でも大金星のクマンドーイ戦(2022年4月名古屋大会)やRWS(ラジャダムナン・ワールドシリーズ)超ビックマッチでのペットー戦の衝撃KO勝ちなど、タイで最も有名な日本人選手として“サムライ・フアチャイ・タイ”(タイの心を持つサムライ)の愛称で多くのムエタイファンから親しまれている。
 昨年12月のRWSでスペイン人ファイター・ミゲール戦でのまさかの敗北を経て今年の初戦となる福田だが、今回からフェザー級へ階級アップし、いきなりベテランのトップファイター・ペットニラン(Ture4Uフェザー級3位)と対戦が決まった。

 ペットニランは東北部マハーサラカーム出身の29歳、20代前半のころよりギャットペット系の「スックムエタイ7シー」(BBTV)で活躍、3年前よりペッティンディー系へ移籍しフェザー級のトップ選手としてTrue4Uのランカーたち、チアップカート(7位)、ガイパー(4位)、ソムラックノーイ(1位)、ポンサネー(2位)などフェザー級を代表する選手たちとしのぎを削っている。特にここ1年はソムラックノーイとポンサネー以外は負けていないという好調さだ。右からの攻撃を得意とし、特に右ヒジは要注意であろう。(下動画はペットニランが昨年12月メインイベントに出場した際の動画で青がペットニラン)

 外国人選手も出場するONEやRWSなどの3R制ではなく、タイ人選手が得意する5R制、言ってみれば本当の意味での最高峰ムエタイ興行にあって、フェザー級に階級を上げていきなりトップファイターとマッチメイクされるのも、福田のこれまでの実績を物語っているということであろう。タイ人選手ひしめくフェザー級で福田の快進撃が始まるのか、ペットニラン戦で壁に跳ね返されるのか、関係者も注目の一戦となる。

セミファイナル フェザー級 3分5R
カイト・ウォーワンチャイ[福田海斗](キング・ムエ/IMSA世界スーパーバンタム級王者、元タイ国プロムエタイ協会フライ級王者、元True4Uスーパーフライ級&バンタム級王者、元WPMF世界フライ級王者)
ペットニラン・ダーブルアンサラカーム(タイ/True4Uフェザー級3位)