2022.5.31 boutreview 記事より
Suk Wanchai MuayThai Super Fight 4月24日 名古屋国際会議場イベントホール大会でクマンドーイ・ペッティンディーアカデミー（ラジャダムナン＆True4U スーパーフライ級王者）を判定で下した福田海斗（キング・ムエ）が、6月9日（木）タイ・バンコク・ラジャダムナンスタジアムで行われる「スック ペッティンディー」メインに出場、強豪チャッチャイ・ダーブルアンサラカームと対戦することが発表された。
福田は現在のムエタイ界で最もハイレベル、且つ最も多くの選手が参戦しているペッティンディー系興行の「True4U」最新ランキングにおいて、スーパーバンタム級5位にランクイン。そして、現在ペッティンディー系興行は毎週木曜日と金曜日に開催しているが、ランシットスタジアムで開催する金曜日興行よりラジャダムナンスタジアムで開催される木曜日興行のほうが格上となっており、さらに全8試合の木曜日興行のうち前半4試合がタイ・デジタル放送「True4U」でタイ全土に生中継される為、トップ選手がマッチメイクされることになっている。つまり今回、福田が出場する試合は正真正銘のタイトップクラスであり、しかもメインの第４試合、格上の赤コーナーからの出場ということでまさしく興行の顔として重責を担うこととなる。
左が福田海斗、右がチャッチャイ
対戦相手のチャッチャイはウボンラーチャターニー出身の21歳。174cmの長身サウスポーで、現在「True4U」スーパーバンタム級10位にランクインしている。過去ヨックモラコット・ウォーサンプラパイ（前「True4U」バンタム級王者）や、次戦で「True4U」スーパーバンタム級王座戦が噂されるファープラタン・ポーペットカイゲーウ（3月に福田と対戦、ファープラタンの判定勝ち）と激闘を繰り広げている。最新の試合では4/14(木)の「スック ペッティンディー」メインでペットー・ファイタームエタイと対戦、大差の判定勝ちを収めている。
ランキングとしては福田のほうが上であるものの、チャッチャイもこのところ連勝中であることを考えると勢いがある者同士、メインに相応しい対戦といえるであろう。メインの重責をしっかりと果たすことができるかどうか、日本・タイ両国が注目する一戦となる。
6月9日(木)ラジャダムナンスタジアム「スック ペッティンディー」
第4試合メインイベント
カイト・ウォーワンチャイ
（福田海斗/キング・ムエ/「True4U」スーパーバンタム級5位/IMSA世界スーパーバンタム級王者）
ｖｓ
チャッチャイ・ダーブルアンサラカーム（タイ/「True4U」スーパーバンタム級10位）